この経営計画発表会という日を迎えるたびに、半期が瞬く間に過ぎ去っていったことを痛感します。今日の会で何を得るのかは、参加者一人ひとりの姿勢で変わるものと思います。また、今日のこの会には内定者の方、スタッフの皆さんも参加されています。皆さんそれぞれが何かを得るためにも、積極的に参加していただきたいと思います。
激しいデフレが進行しています。かつてない厳しい経済環境に直面しています。私たちの会社も例外ではありません。だけど、いたずらにおそれるのではなく、大切なのは一人ひとりが自分の目の前の仕事をきちんとしていくことです。過去のデータや経験、知識、常識にとらわれず、今自分がもっているすべてを使って、そして現状に従って、最高の結果を引き出す努力をしなければなりません。
これだけ世の中が激変しているのに、わずか自分の4〜5年の経験ですべてを語ろうとしている。とんでもない話だ。
自分のこれまでの常識をぶち壊すくらいであたっていかないと。強い者、大きい者だけが生き残れるわけじゃない。生き残れるのはこの厳しい環境に適応していける者。弱肉強食じゃなくて、適者生存。問題は、これをみなさんが自覚しているかどうかです。他人に飯を食わしてもらってるんじゃない。
自分の食いぶちぐらい、自分で稼ぐ、これを自覚しないと。48期は、全従業員のベクトルを一致させ、仲間のために誰にも負けない努力をすることで、この難局を乗り切っていきます。


自分自身の思い描いている考えや、言動、周りの人への気配り、時に自分を厳しく律し、時に自分をさらけ出して、想いを共有していくことがリーダーには何よりも必要です。店舗が店長の器以上のものにならないのだからこそ、私たちは常に「高い志」を持ち、エリア一丸となって日々取り組んでいきます。
良い店、素晴らしい店とは、最初からできるのではなく、地味な努力の積み重ねからできると思います。その努力を苦とは思わず、むしろ周りの仲間たちと一緒に積み重ねていくことを喜びと感じたとき、その人自身の成長へと繋がり、やがてそれは店舗の成長へと繋がっていきます。店長、スタッフ、さらには店舗にかかわるさまざまな人たちとともに成長し、人間力の向上に繋がるよう精進していきます。
引き続き、合同エリアミーティングの機会をつくり、情報共有や意見交換、何より学びを深める場として積極的に交流していきます。スタッフ参加も実施し、考え方のすり合わせを店長、スタッフともに行い、どんな状況下においても仲間のために協力を惜しまない体制をエリア全体で構築します。
売り上げ客数を向上させるには「QSCレベルの向上」が必要不可欠です。QSCレベルを上げていくためには、3つの事が重要になると考えています。1つ目は「気づく力」、お客さまの心の声をいかに気づくか重要です。2つ目は、店舗の問題点をすばやくアクションに移す「行動力」。3つ目は、アクションに対しての「検証」です。この3つを繰り返しながら、QSCレベルの向上を目指します。
今回の人事異動で、出雲地区統括として、出雲店、出雲渡橋店のお手伝いをさせていただくことになりました。皆さんのお力を借りながら、出雲地区を二人の店長といっしょに盛り上げていけるよう努めていきたいと思っています。
ブックオフの原点は、本部門であることは変わらないと思います。私たち一人ひとりが今一度心に強く刻み、地道ではありますが、本を売る努力を積み重ねていきます。今期末を明るく、笑顔で迎えるために、経営理念の追求をし、そして、事業目的達成のために、店長、スタッフ全員が一体となって48期も邁進します。
前期の反省点として、過去のデータ、経験を最重要と考えていたため、自分たちで考えることを怠っていました。48期を通し、フィロソフィーにある「創造的な仕事をする」をエリア全体のテーマに掲げ、これまでの概念にとらわれず、新しいことにチャレンジしていきます。
6月より、私と山陰エリアマネージャーがオフハウス松江地区配属となり、店長と3人体制となりました。現在の状況を有効に使い、人財育成に力を注ぎ、店舗の土台をつくっていきます。
一生懸命、無我夢中で努力すること。日々、創意工夫を重ね、現状に満足することなく商品開発を行い、課題には改善を、伸びているところはさらに伸びるよう努力していきます。
47期に培った顧客意識と商品知識を今期も活かし、買取獲得に力を注いでいきます。商品の絶対数を伸ばすことはもちろんですが、それ以上にアイテムを充実させていくことを意識し、より多くのお客さまに楽しんでいただける売り場づくりを心掛け、売り上げの拡大を目指します。
 
私はこの6月より、ブックオフからオフハウスへと異動になりました。アルバイト時代を含め8年間働いてきたブックオフから、他の業態であるオフハウスへの異動は、自分自身さまざまな思いを感じることとなりました。
今年2月、荒松マネージャーから「オフハウスに異動が決まりました」とその言葉を聞いた瞬間、私は今まで感じたことがないほど驚いたのを覚えています。「わかりました」。私はすぐにその言葉を返しました。そのときは冷静にならなければという感情が自分の中で働いていましたが、マネージャーが帰り、一人になったときさまざまな感情が湧き出てきました。
一番大きかった思いは、「なぜ自分がオフハウスに異動するんだ」という思いです。傲慢な考え方ではありますが、「今まで自分がブックオフでやってきた経験がすべて無駄になる」「それなりに実績を上げていたはずなのになぜなんだ」と、利己的なことばかり考えていました。今思い返せば、フィロソフィー、6つの精進など大事なことを社長から学んでいて、理解しようと勉強していたはずなのですが、このときばかりは自分を被害者のように感じ、マイナスにしかとらえることができませんでした。
ブックオフでの思い出を走馬灯のように思い浮かべてたとき、ふと、入社試験を受けたときの自分を思い出したのです。当時の面接官だった松本マネージャーに「今まではアルバイトとしてブックオフで働いてきましたが、今後入社してからオフハウスに異動があるかもしれません。それでも大丈夫ですか?」という問いかけに、笑顔で「大丈夫です。一生懸命頑張ります」と言った自分を思い出しました。
また私は今年、会社のリクルート活動に、説明者として初めて参加する機会をいただきました。「うちの会社には店舗異動や業態異動があります。それは新たなステップアップをしてもらうためです」と、私は学生の皆さんに偉そうに説明していました。けれど、いざ自分の身に降りかかったとき、自分はこんなにもジタバタしている。自分自身が会社の考え方を理解していないじゃないか、と、ふと我に返った瞬間でした。
その後も、「今から新しい業態を覚えていくなんて苦労しかないじゃないか」とさまざまな葛藤と戦いながら、少しずつ「今回の異動は自分がさらに成長できるチャンス」と気持ちを切り替えることができました。何より心強かったのは、社長からいただいた言葉でした。「衣川が今まで得た経験を自分だけのものにするのではなく、他の店長に伝えていきなさい。衣川にはそれができるし、やっていかなくてはいけない。そして、マネージャーを助けてやってほしい」。今まで私は、いろいろな人たちに助けてもらい、たくさんのパワーをもらってきました。これからは今まで得た経験を生かしたうえで、パワーを与える存在になりたい。それがこれからの自分が成長するための課題だと決めました。
そして、不安な心もありましたが、モチベーションを高めてオフハウス松江黒田店へと異動しました。いっしょに仕事をしていくいうちに、業務内容に違いがあるものの、松川商事の一員として同じ目的をもって働くその姿は、私に安心感を与えてくれました。扱っている商品が違うので商品知識という部分では苦労していますが、店舗でスタッフといっしょに働くという部分では、ブックオフ時代とまったく変わりません。むしろ、今まで知らなかったことをどんどん知ることができる、自分にとって大きく成長するチャンスだといまはそう感じています。
今後、私は自分の働く姿を見て、ブックオフの店長がオフハウスの店長にチャレンジしたい、また、オフハウスの店長がブックオフの店長にチャレンジしたい、そう思ってもらえる存在になりたい、いや、ならなければならないと思っています。
   
現時点で後輩店長に伝えていきたいことは?
オフハウスではいま、教わる立場。そのなかで、スタッフとのコミュニケーションなど、後輩店長より知っている知識をどんどん伝えていきたい。
オフハウスに異動して、考え方がいっしょだなと思ったのはどういうところ?
経営理念の部分。ブックオフの環境とまったく変わることなく、同じ志を持って働いています。
ブックオフからオフハウスに変わる葛藤を素直に語っている、素晴らしい内容でした。異動の話があったとき、「なぜ自分がオフハウス」。「それなりに勉強してきたつもりだったけど、このときばかりは自分を被害者のように感じ、マイナスにしかとれなかった」……。
とても正直に語っていると思う。結論からまた先に言っちゃうと、あなたはフィロソフィー、6つの精進ができていませんでしたと語っているが、ある程度できていたんです。
「なぜ、オレなんだ?」と思ったのは、やむおえんのです。人はみな自分は変わりたくない。変わってほしいのは周り。その周りをつくっているのは実は自分なんだけど、そんなこと気づかない。自分を変えたくない。安住の地だから。それは潜在意識のなかにしみ込んだ防衛本能が邪魔してるんだけど、仕方がない。しかし、そういった利己的な本能に対し、それは違うと理性で言い聞かせることができる。あなたはある程度理解してましたよね。ふと我に返ることができた。実にこの瞬間に気づきを得た。なぜ気づけたか。それは、あなたがある程度勉強していたからです。
そうであっても、「今から違う業態を覚えるなんて、苦労だけじゃないか」などの思いが巡ってきた。今この若いときに、自分から苦労を望んで向かっていかなきゃどうするんだ。自分から守りに入ってどうするんだ。
今回異動する目的、今あなたに課せられた役目、利他の大義があるからこそ、どんなことがあっても成長できる。自分に覚悟をさせる、ここが一番のポイントです。「必要とされる存在になる」。動機が素晴らしい。その動機は利他。でも忘れてはいけません。その思いを願い続けること。油断するとすぐにしぼんでしまう、風船みたいなものです。
先日、ある本を読んでいたら、次のような一文がありました。「お金だけが利益であると考えて目の色を変えないで、ご利益を得るために努力することが大切です。利益をご利益に還元することを知った時、初めてご利益が利益を生むということがわかるのです」「利益というものは、お金というもので得をすることもそうだが、役に立つ、為になるという意味もある」というものでした。
そこで、自らを振り返ると、はたして私はスタッフのために役に立っていたのか、お客さまのために役に立っていたのか、疑問を感じました。私は数字上の結果だけしか重要視していなかったと思います。逆に言えば、スタッフのために、お客さまのためにと普段から善い行いを積んでいかば、必ず結果はついてくるということです。48期、最高の結果を残すために、明日からまた頑張りましょう。